ロウソクが灯る間の限りあるひととき、ロウソクが灯る風情、灯のゆれる美しさを思い思いに楽しみたいものですが
ロウが残るのはもったいない!灯りをできる限り長持ちさせたい!そんな非常時にも役に立つ灯し方をご紹介します。

灯りを長持ちさせるには ~点灯のための工夫~

ロウと芯の関係

キャンドルは火を灯すと、芯が周りの溶けたロウを吸い上げて灯り続けます。

キャンドル本体の大きさによって燃え尽きるまでの時間が違いますが、ロウの表面から出ている芯の長さや太さによって炎の大きさが変わり、その結果でも点灯時間が変わります。

芯が細かったり短いと炎は小さく暗くなり、逆では大きく明るくなります。
芯の周りには溶けたロウによってロウだまりができますが、これは芯の太さ(炎の大きさ)によって大きさが変わります。

ロウの流れを止める

小さなキャンドルは長く灯し続けていると、いずれロウがふちから流れ出てしまいます(※当店のキャラメルキャンドルも同様です)。

その結果、剥き出しになった芯がどんどん燃やされて、燃料であるロウが余った状態で燃え尽きてしまうのです。
ロウが流れ出さない状態を保てばほとんどのロウを使い切ることができ、点灯時間も最大となります。
ここでは、お家にあるもので簡単にキャンドルを最後まで灯し続ける方法をご紹介します。

  • ★ご用意するもの★

    ・キャンドルとお皿
    ・アルミホイル
    ・はさみ

  • ①アルミホイルでキャンドルの上部を除いてぴったりと包みます。
    ②必ず受け皿に乗せてから火を灯します。

  • ③ロウのたまりが少なくなってきたら、火を消してロウがしっかり固まるのを待ちます。
    ④アルミホイルを外側に折り曲げたり、ハサミでカットして使用してください。

<ご注意>

ロウが溶けた状態はとても高温になり、直接触れたり手で持つと大変危険です。

ロウが完全に固まった状態で触れてください。

また、アルミホイルを使用しても必ず受け皿を使用してください。
お取り扱いには「キャンドルを安全にお使いいただくために」をお読みください。